<巨人4-11ヤクルト>◇15日◇東京ドーム

 巨人に新加入したフレデリク・セペダ外野手(34)の1日を追った。

 午後0時52分

 東京ドームに到着。ジーンズ、Tシャツ、スニーカーの軽装に野球用具、バットケース、13年WBCのキューバ代表のリュックを背負い、ロッカー入りした。

 同2時25分

 約100人の報道陣が見守る中、グラウンドに登場。右翼後方で選手会長の村田と握手を交わし、アップを開始する。

 同2時50分

 左翼へ移動し、高橋由に練習のやり方を教わりながら、外野ノックを受ける。

 同3時20分

 原監督と言葉を交わし、ティー打撃を行う。あいさつに来たヤクルト・バレンティンとも握手を交わした。

 同3時35分

 フリー打撃を開始。左打席で26スイング5本、右打席で25スイングで1本の柵越え。

 同3時45分

 試合前に異例の囲み取材。大きな人垣ができる。「巨人の選手とはいろんな国際大会で対戦していたから、同じユニホームを着てやれることが信じられない。興奮している。体の準備、心の準備はできている。力の限り頑張ります」。

 同5時23分

 一塁ベンチ前で円陣が組まれ、遅れて登場し、長野に肩を寄せられ輪の中に入った。

 同5時26分

 先発オーダー発表で「4番、レフト、セペダ」の場内アナウンスが流れ、スタンドからどよめきが起きた。試合は3打数1安打1打点と上々デビュー。

 同10時35分

 入念に体のケアを行った後、囲み取材に応じる。「チームメートが温かく迎えてくれた。試合には負けてしまったが、みんな闘志の塊だった」。

 同11時7分

 チームで最後に球場を引き揚げた。