「美白王子」「プリンス」の異名を持つ慶大(東京6大学)丸田湊斗外野手(3年=慶応)が、大学進学後初の全国の舞台で輝きを放った。日体大(首都)戦で長短打を含む3安打と猛打賞の活躍で、リードオフマンとして役割を果たし6回コールド勝ちに貢献した。連覇を狙う東北福祉大(仙台6大学)は大商大(関西6大学)に8回コールド勝ちを収め、4強入りを決めた。
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慶大のクールガイが、白い歯をこぼした。丸田は先頭バッターとしてとにかく塁に出ることを心がけ、初回の中前打で流れに乗った。「1打席目に塁に出ることがバリュー(=価値)になる。ヒットで勢いづけられた」。4打席のうち凡退に倒れたのは4回の第3打席のみで、3安打がいずれも得点に絡む活躍だ。自ら掲げた試合のテーマをきっちりやり遂げた。
主力として臨んだ23年夏の甲子園で慶応(神奈川)を107年ぶりの甲子園優勝に導き、一躍高校野球のスターとなった。慶大進学後は今大会が初の全国の舞台。負けたら終わりのヒリヒリするようなトーナメント戦にも「高校で全国大会を経験したから、そこまで緊張してないです」と頼もしい。
高校に続く日本一まであと2勝。「大学野球を始めるにあたって、大学でも日本一を目標にして門をたたきました。チームの目標が(春秋リーグ、全日本選手権、明治神宮大会の)4冠なので、今年のチーム目標に向けて日本一を取りたい」。心は熱く、頭は冷静に。慶大のリードオフマンは、塾高時代に続くてっぺんを見据える。【平山連】



