<広島2-1ヤクルト>◇27日◇マツダスタジアム

 ヤクルトの自力でのCS進出が消滅した。

 0-0の延長10回に代打ユウイチの適時打で勝ち越したが、その裏にバーネットが追いつかれて逃げ切りに失敗。

 延長11回には1死一、二塁で森岡が正面の遊ゴロを後逸。1死満塁となると、今度は川端が三塁線に飛んだ打球のバウンドが変化したことに反応できず内野安打とし、サヨナラ負けを喫した。

 まずい守備が続いて勝利を逃した小川淳司監督(56)は「こういう試合はミスをしたらこうなりますよね。ミスが出たら分が悪くなる。負けるべくして負けたということ」と厳しい表情で振り返った。