首位ソフトバンク秋山幸二監督(52)は決戦仕様の奇手を打たない。2日のシーズン最終となる2位オリックス戦(ヤフオクドーム)は、勝てば3年ぶりのパ・リーグ制覇となる“優勝決定戦”。

 「短期決戦の1試合とは違う。144試合の最後。積み上げてきたものの最後だから」と特別な構えはしない。「各自感じ方は違うだろう。ただ、過去に最終戦で優勝が決まるというのは、野球選手でやってる人は少ない」。巨人と中日が同率首位で最終戦で直接対決した94年10月8日の話題を持ち出し、「いい経験になる」と語った。1日は本拠地で最終調整を行った。