【巨人石田隼都】野球人生最後の1球 センバツ優勝から5年、23歳引退決断の胸中

センバツ優勝投手の巨人石田隼都投手(23)が、5年間のプロ生活に終止符を打った。21年ドラフト4位で入団も1軍登板はなく、24年に受けた左肘のトミー・ジョン手術後も痛みに苦しみ続けた。「4年ですよ。僕は無理ッスね」。再手術という選択肢もあった中、23歳で引退を決断した左腕は何を思い、最後のマウンドに立ったのか。苦悩の日々と、野球人生最後の1球に迫った。

プロ野球

★石田隼都が語った主な内容

  • 最後の打者に投じた「奇跡」の直球
  • 再手術を選ばなかった理由と同期への思い
  • リハビリ中の名所巡りと親への本音

◆石田隼都(いしだ・はやと)2003年4月5日、栃木生まれ。東海大相模3年春のセンバツで優勝。21年ドラフト4位で巨人に入団。球団では王貞治氏以来の甲子園優勝左腕となった。好きな言葉は「一日一生」。24年にトミー・ジョン手術を受け、25年から育成選手。1軍登板はなし。183センチ、92キロ。左投げ左打ち。

9月27日ジャイアンツ球場のIMF富山バンディッツとの3軍戦に引退登板した巨人育成の石田隼都

9月27日ジャイアンツ球場のIMF富山バンディッツとの3軍戦に引退登板した巨人育成の石田隼都

「今日は本当にたまたま、奇跡っす」

「ピッチャー石田」。ジャイアンツ球場にアナウンスが響く。9月27日、IMF富山バンディッツとの3軍戦。ライト奥のブルペンから小走りでマウンドへ。23歳にして、これが野球人生、最後だとかみしめながら。

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1998年3月生まれ。東京都あきる野市出身。都立富士森では硬式野球部に所属。中大商学部を経て、2020年4月入社。同年10月から野球部配属で同12月から巨人担当、24年1月からDeNA担当を務める。26年は巨人担当。
趣味は海外サッカーなどのスポーツ観戦、映画鑑賞、サウナ。下手くそだけどマイブームはゴルフ。好きな食べ物は地元の八王子ラーメン。