日米通算176セーブを誇り、中日の2軍投手コーチ就任が決まったOBの大塚晶則氏(42=前BC信濃兼任監督)が9日、チームに初合流して始動した。

 ナゴヤ球場での秋季練習に参加。背番号74のユニホームをまとった大塚コーチは、「11年ぶりにドラゴンズのユニホームを着ることができて本当にめちゃくちゃうれしい。でもどうすれば(投手陣が)成長できるのか、責任を感じています」と緊張の面持ちであいさつ。今年9月の現役引退までの7年半、右肘のリハビリに励んでいたことも明かした。「チームのスローガンはスタート・イット・アゲイン。もう1度心に火を再点火して戦っていきましょう!」。熱血漢らしく熱くナインに呼びかけた。