東都大学野球連盟は31日、4月5日に開幕し、5月24日からの最終週まで8週にわたる春季リーグ戦の日程を発表した。プロ野球ヤクルトと神宮球場を併用する日は午前9時に試合開始。東日本大震災の影響によるセ・リーグの4月中のナイター開催自粛に配慮した。

 通常の1日2試合の日も、開始時間は昨年より1時間早い午前10時。原則的に全ての試合で延長戦は3時間を超えて新しい回に入らないなど、照明を使わずに済むための節電対策も打ち出した。

 全試合を神宮球場で行う予定だが、日程消化が困難になった場合、同連盟の白鳥正志事務局長は「初めて神宮を離れるかもしれない」と話し、他球場での開催も視野に入れる姿勢を示した。

 同連盟は被災地に300万円の義援金を、日本赤十字社を通じて送る。