全日本野球会議技術指導委員会が主催する野球指導者講習会が22日、千葉・幕張メッセで閉幕した。最終日は慶大・江藤省三監督(69)、日大三・小倉全由監督(54)らを招き、「野球のチーム運営を考える」をテーマにしたシンポジウムが行われた。

 21日には、宮崎でプロ現役選手によるシンポジウム「夢の向こうに」が行われ、プロ選手がグラウンドで高校生に直接指導することが可能になった。元プロの江藤監督は「トップ選手に教わりたい子はたくさんいる。ありがたいこと」と話し、小倉監督も「コミュニケーションはやっぱりユニホーム姿が一番。これ以上うれしいことはない」と、プロアマ規制の緩和を歓迎した。