<東都大学野球:国学院大4-2亜大>◇最終週第1日◇21日◇神宮

 国学院大が山下幸輝三塁手(4年=関東第一)の初回先頭打者アーチなどで先行し、継投で逃げ切った。

 すでに2つ勝ち点を落としこのカードに勝っても勝ち点3止まり。優勝の可能性はない。それでもナインは今春の雪辱に燃えていた。首位に立ちながら最終週の亜大戦に敗れ、優勝をさらわれた苦い経験があった。

 鳥山泰孝監督(39)は「1位も6位もないが、いつもと同じ一戦必勝で臨んだ結果だと思います。選手にはミーティングで『春は悔しい思いをした。やり返そう』といいました」と話していた。