<オープン戦:広島3-0オリックス>◇16日◇広島
開幕、大丈夫?
ラロッカ、ローズ、カブレラの「ビッグ・ボーイズ」を擁するオリックスが、得点力不足を解消しえないままオープン戦全日程を終えた。16日の広島戦(広島)も6安打での完封負け。ここ5戦でわずか6点しか得点できていない。先発陣も平野、デイビー、岸田が故障リタイア。3日後に迫った20日の開幕戦(対西武、西武ドーム)まで、投打共に必死の立て直しを図る。
「ビッグ・ボーイズ」が機能するはずだった。4回表1死、ラロッカ、ローズの連打で一、三塁とする。だが4番カブレラが三塁ゴロ併殺打。内野ゴロの山を築き、終わってみれば6安打の完封負け。重量打線が自慢のはずが、開幕前最後のオープン戦で不安を残す結果となった。
ここ5戦で計6点と、1戦平均1・2点しか挙げられていない。コリンズ監督は「春の調整が終わりに差しかかっている状況で、気持ちの強度、熱意に欠けているような気がする。だがそれはどこにでもあること。開幕は別だし、心配していない」と話し、開幕への途中経過に過ぎないと信じていた。
最後まで打順を試し続けた。1番打者はいまだ固定されていない。この日の村松は3打数無安打。キャンプ中から期待されてきた坂口はオープン戦打率が1割台と低迷した。「ビッグ・ボーイズ」の前に走者を出せない状況から、2番ラロッカ、3番ローズ、4番カブレラの打順を何度も試さざるを得なかった。
先発陣も平野、デイビー、岸田の故障で急きょ再編を迫られている。苦しいときには打線が引っ張るしかないが、ここに来ての決定力不足。オープン戦で本塁打なしに終わったローズは「去年もオープン戦は本塁打を打っていないし、関係ない。開幕に向けて準備はできている」と、強気な姿勢を崩さなかった。いかなる状態でも3日後には結果が求められる。【今井貴久】



