阪神今岡誠内野手(34)が「真弓カウンセリング」を受ける。真弓明信監督(55)は16日、2月の沖縄・宜野座キャンプで、今岡本人と担当コーチをまじえて話し合いながら、練習法を決めていく考えを明かした。03年首位打者が陥った近年の不振から脱却するために、原因と解決法を首脳陣によるヒアリングで取り組む。早出、居残り練習にもとことん付きそう覚悟の指揮官に見守られ、今岡が復活を目指す。
今岡が、指揮官の情熱と知恵を支えにして復活への階段を上がっていく。今岡は2月の沖縄・宜野座キャンプでは一塁にコンバートされる。「3年間レギュラーでやっていない。これまでにないことをやらないと。(一塁が)自分の起爆剤になるかもしれない」。プロ13年目のチャレンジに意欲的な姿に、首脳陣もバックアップ態勢を敷く。
真弓監督はこの日、今岡と話し合って「再生プラン」をつくる考えを示した。「本人らも課題を持ってキャンプに来ると思う。先にやりたい練習を消化してもらって、それから(話し合い)になる。コーチも選手が何を考えているか、知りたいだろうし、どういう練習をしていくか、話し合っていけばいい」と口にした。
指揮官は担当コーチをまじえて今岡にヒアリング。ここ3年の不調の原因、解決法を探り出す。対処法を示し、本人も納得させたうえで従来の練習法をあらためさせる考えだ。「今キャンプでは練習の仕方も変わってくるんじゃないか。変わってもらわないと困る選手もいるから」。今岡に再生プランを準備するのは、V奪回を支える男だからでもある。
今岡は、キャンプ初日から本格的な一塁守備に取り組む予定。一塁用ミットもすでに完成している。「レギュラーを保証してもらえる立場じゃない。キャンプからレギュラーを獲得するために頑張っていく」と汗にまみれる覚悟。真弓阪神の初実戦となる2月11日の日本ハムとの練習試合で一塁に起用される見通しだ。
指揮官の温かいまなざしも励みになる。真弓監督はキャンプ中の早出、居残り練習について「直接指導はしないにしても、どういう練習をしているか、気になるところがある」と付きそう考えだ。タテジマの7番を継いだ後輩への熱い思い。慣れない一塁で復活を目指す今岡にとっても、尊敬する指揮官の視線は、何よりもエネルギーになる。
[2009年1月17日11時6分
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