日本ハム中田翔内野手(19)に“1人アーリーワーク”が課されることが6日、分かった。首脳陣は、沖縄・名護キャンプ中から続いていた早出特守を、オープン戦、シーズンに入ってからも継続していく方針。1年間を通じて、課題とされる守備の強化を図っていく。

 選手としてのスキルアップのため、中田の長~い1日が1年間続く。真喜志内野守備コーチは、早出特守について「時間があればずっとやっていくよ。人と同じことをやっていても仕方がないしね」と方針を明かした。今季1軍に帯同した場合、常に複数の選手が同様の練習をするとは限らず、中田にとってはさしずめ“1人アーリーワーク”となる。

 先月の春季キャンプ、中田と陽が全体練習のアップ開始前にサブグラウンドで約1時間のノックを受けた。移動を伴う対外試合日以外はほぼ毎日続いた。場所を札幌ドームに移した今月3日の練習、そして4、5日のヤクルト戦前にも、早出特打が始まる1時間ほど前に球場入りし、守備練習を受けてきた。沖縄から続くノックの嵐は、今後も日課となりそうだ。

 昨年日本一に輝いた西武では、球場入りを早めて汗を流すアーリーワークが話題を呼んだ。同コーチは「こちらからやらせるということはしたくない」と強制はしないつもりだが、本人も「(ノックを)打ってもらえるなら受けていきたい」と1人アーリーワークに積極的。本拠地だけではなく、敵地での練習日などでも、時間と場所に制限がなければ行う可能性も示唆。その時は「(ホテルから)先に球場に向かうスタッフの車に同乗してもらうことになる」(球団関係者)。チーム全体でバックアップしていく。

 この日は7日からの中日戦(ナゴヤドーム)のために名古屋入り。オープン戦9打席ノーヒット(10打数1安打)と快音が止まっているだけに「自分らしくやっていきたいです」と気分一新を誓う。不調の打撃と課題の守備、やるべきことは多いが、1つ1つクリアしていくしかない。【本間翼】

 [2009年3月7日11時6分

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