日本ハム梨田監督が札幌ドームで練習を行った12日、1軍残留を目指す中田翔内野手(20)について、異例の取材規制を申し出た。「あんまり聞かれると…。(周囲が騒がしいと)翔自身もかわいそうだし、気にすると大きなことも言えなくなる」。規制のお願いは、グラウンドに集中してプレーをさせてあげるための配慮だ。

 この日の練習から左太もも裏を痛めていたスレッジが合流した。同じ個所を痛めている稲葉の状況にもよるが、指揮官は「どちらかをDHでということになるかもしれない」と考えている。それは同時に、中田のスタメン出場が遠のくということ。また、11日の横浜戦ではボッツが満塁本塁打を放った。「今のピンチヒッターを見ると、1死三塁で左投手の場合、(中田より)二岡の方が(走者を)返す率がある。ボッツも打っている。使ってあげたい気持ちはあるが、ほかの選手もいる」。代打陣の中でも信頼度は低い。

 交流戦が終了すれば、先発投手の枚数を元に戻すため「野手を削る」(同監督)ことになる。この日は志願特打を行った中田は「打ち込みが足りていなかったので。(出番は少ないが)今は耐えて準備するしかない。(打席で)どれだけ余裕を持てるかだと思う」と力を込めた。【本間翼】

 [2009年6月13日8時7分

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