ホークス打線の「救世主候補」がペースを上げてきた。右手首骨折でリハビリ中のソフトバンク松田宣浩内野手(26)が、29日にマシン打撃を再開する。すでに26日から山なりのボールでフリー打撃を行い、28日も福岡市の西戸崎室内練習場でバットを振っていた。患部に痛みも出ておらず「あれぐらいの球なら100%の力で打てる。明日(29日)からマシン打撃をやります」と宣言した。

 守備では全体練習にも加わっており、手首に負担のかかるマシン打撃をクリアすれば、本格的なフリー打撃も始められる。早ければ9月上旬の実戦復帰も視界に入ってきた。「(本格的な)フリー打撃をやれれば(実戦復帰までは)早いと思う。1日でも早く1軍に戻れるようにしたい」。前日27日までのロッテ3連戦では貧打が目立っただけに、チームにとっても松田の早期復帰が待たれる。

 [2009年8月29日13時1分

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