<ロッテ9-2日本ハム>◇1日◇千葉マリン

 日本ハムが、投手陣が崩壊して9月を黒星スタートした。ソフトバンクが敗れたため優勝マジックは1減の「26」にはなったが、ロッテ戦の同一カードの連勝が9でストップした。敵地での3カード連続、11泊12日の長期ロードの初戦を落とした。それでも梨田昌孝監督(56)は「6連戦のアタマで期待はしていたんだけど」と穏やかに振り返るほど、潔く散った。

 完敗パターンで、首位の余裕を見せる小休止をした。先発糸数の立ち上がりからの乱調が誤算。西岡に先頭打者弾を献上した。打線の援護で逆転した1点リードの2回、井口に再逆転の2ランを浴びた。5回無死からサブローにもソロを許し、プロ入り初の1試合3被弾。2勝目を挙げた前回、8月26日オリックス戦で7回1失点と好投した面影は、なかった。

 7回の守備からは稲葉、坪井、高橋を途中交代。股(こ)関節に違和感を抱えながらプレーを続ける金子誠は6回の守備で早々に、今浪へと代えた。福良ヘッド兼打撃コーチは「展開的にしょうがない。主力を休ませられた?

 まあ、そう考えよう」と余裕の弁。独走態勢だけに、今後を見据えて視点を切り替え、温存できた収穫もあった。

 ダルビッシュの一時離脱などによる苦しい先発の台所事情の弱みは見せたが、ダメージが少ない1敗。糸数の2軍降格を決め、プロ初安打を放った今浪、中田の野手の新戦力候補を見極めるための機会にもなった。インフルエンザ禍などで安息の日々がなかった夏を終え、つかの間の休息をとれた再スタート地点になった。【高山通史】

 [2009年9月2日10時58分

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