<広島4-5巨人>◇2日◇マツダスタジアム

 若きエースでも負の連鎖を止められなかった。4連敗中のチームを救うため、広島前田健太投手(21)が王者巨人に立ち向かったが、7回5失点で敗れた。26日の開幕戦(対中日)で8回1失点の快投を見せ野村監督に初勝利をもたらした男が、巨人ラミレスの2発に泣いた。

 4-1の5回、1死一、三塁のピンチでラミレスを迎えた。そこまで2打席連続空振り三振に打ち取っていたが、この打席ではスライダーが甘く入った。打球は左中間へ飛び込む同点3ランとなった。さらに、7回にはまたもラミレスに決勝ソロを浴びた。前田健は「やはり5回。(球が)甘くなって悔しい。粘りながら投げていましたが、ボール球でも良かったかもしれません…勝てる試合だった」と悔しがった。

 5連敗となった野村監督は「前田健は試合をコントロールはしてくれたが…。野手も投手も辛抱強くいくしかない。毎試合、勝つつもりで臨んでいるんですから」と、必死で前を向いた。【高垣

 誠】

 [2010年4月3日9時54分

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