<楽天8-6ソフトバンク>◇2日◇Kスタ宮城

 楽天は中村紀洋内野手(36)が本拠地初アーチを含む5打点と荒稼ぎし、今季初めて3連戦の初戦を取った。6番に座るベテランは1回2死満塁の第1打席、初球の直球をはじき走者一掃の中越え二塁打。3回は外寄りカットボールを豪快に引っ張り、特有の美しいフォロースルーで左翼席中段へと運ぶ1号2ランだった。「狙っていた。相手のエースをつぶそうと」。打ち崩した相手がソフトバンク杉内だけに価値があった。

 捲土(けんど)重来を期すベテラン。今キャンプ中、ヤクルト宮本と打撃談議の機会があった。「年齢とともに自然とパワーは落ちていく。体のキレを出すための減量は得策でない」と金言をもらった。中村紀は「とにかく振って振って、バットを思い切り振ってきた。ホームランは自信になった」。愚直な練習で、真骨頂のパワーを取り戻した。「去年をバネにして。テッペン取ります」との言葉にも強さがみなぎった。【宮下敬至】

 [2010年4月3日9時59分

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