<ロッテ10-1日本ハム>◇4日◇千葉マリン

 日本ハムがロッテに連敗し、開幕から同一カード7連敗となった。先発吉川光夫投手(22)、土屋健二投手(19)の若手左腕が2人で5本の本塁打を打たれ、計10失点と炎上。攻撃陣は初回に小谷野栄一内野手(29)が放った適時打のみの1点にとどまった。3連敗は今季早くも6度目で、借金は再びワーストタイの14に。2投手には試合後、即座に2軍降格が伝えられた。

 皮肉にも、ゴールデンウイークに野球観戦を選んだ敵地ファンを、最高に楽しませる結果となった。日本ハムは吉川、土屋の若手左腕が2人で5被弾10失点。大盛り上がりのスタンドとは対照的に、表情を曇らせる梨田監督は「吉川はストライクを取りにいったところを餌食になった。かなり向こうも振れているし、甘い球を打たれたね」。チームとしては08年7月6日オリックス戦以来となる5被弾で、ロッテ戦は開幕から引き分けを挟んで7連敗となった。

 3日同様、1回に先制する幸先のよい展開。しかし、吉川はその裏無失点で切り抜けたとはいえ、2死から3つの四球で満塁のピンチを招き、試合の流れを手放した。3回には井口、金泰均、サブローにすべて直球をスタンドまで運ばれた。「しっかりと腕が振れなかったです。四球が多くてリズムをつくれず、申し訳ないことをしました」。4投手で10与四死球、5被本塁打では、攻撃にもリズムは生まれなかった。

 5回には先頭の糸井が左前打で出塁したが、続く小谷野の平凡な二飛で、なぜかスタートを切って飛び出した。「打球は見ていました。ファウルだと思った」。アマチュア野球のような凡ミスで併殺。攻撃もチグハグが目立った。

 今季6度目の3連敗で、借金は再びワーストタイの「14」。4月27日オリックス戦から始まった9連戦を前に6勝3敗の青写真を描いていた梨田監督だが、4敗目を喫し、もくろみも崩れた。「(苦い経験が)次につながってくれないとね」。巻き返しを信じ、悔しさをかみしめた。【本間翼】

 [2010年5月5日11時38分

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