<阪神10-6広島>◇7日◇甲子園

 広島栗原健太内野手(28)の執念が勝ちに結びつかなかった。序盤に最大5点のビハインドを背負ったが、主砲栗原が取り返す。1点を追う8回無死一塁。久保田の速球を強打して、左中間席へ放り込んだ。4号逆転2ランで、1度は勝ちに近づいた。「打った瞬間でした。ここ最近は1球で仕留められている」と手応え十分の一撃だった。5回にも2点を返して、なおも2死一、二塁の場面で、1点差に迫る左中間フェンスの直撃の適時二塁打を放っていた。

 それでも8回裏にマートンの満塁弾などで逆転された。5点ビハインドをはね返しながら、最後にひっくり返された。それでも、野村監督はあえて前を向く。「ケンタ(栗原)にいいところで1本出た。相手セットアッパーから点を取って評価できる」。栗原は5試合連続マルチ安打をマーク。開幕から低調だった大砲が目覚めた。

 [2010年5月8日10時17分

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