ソフトバンクの新外国人ロベルト・ペタジーニ内野手(38=韓国LG)が18日、後半戦の切り札となるため、スロー調整を続けることになった。来日するまで約7カ月間、練習から遠ざかっており、故障防止の意味も含め調整を急がない。

 この日は福岡市の西戸崎室内練習場でフリー打撃、一塁守備、屋外でのダッシュなどで体を動かした。「調子はだんだん良くなっている。6月からの試合(ウエスタン・リーグ)には出ると思う。1日1日しっかり頑張るだけ」と話した。宮地コーチ補佐野手担当は「ちゃんと計画を立てて調整している。順調に上がっていますよ。(1軍昇格は)交流戦後に判断されるかもしれない」と話した。

 1軍昇格した場合、まずはDHで出場する見込み。来日時に「チームに貢献し、チャンピオンを目指す」と意気込んだベテラン助っ人が、静かに調整を進める。

 [2010年5月19日11時11分

 紙面から]ソーシャルブックマーク