右太もも痛のため離脱している楽天田中将大投手(21)が25日、Kスタ宮城の室内練習場でブルペン投球を再開した。4日に登録抹消となって以来、初めてのブルペン。捕手を座らせ、変化球も交えて45球を投げ込んだ。田中は「全力で投げましたよ。よかったです」と投球内容には満足そうだった。佐藤投手コーチも「普段と変わらない。投げるのは問題ない」と話す。

 ただ、即1軍復帰ではない。まだ全力のダッシュは行っておらず、投内連係やバント処理などに不安が残る。26日には、仙台市内の病院で患部の回復を精査する。最短では8月1日オリックス戦(Kスタ宮城)の復帰も期待されるが、最終的な判断にはまだ時間が必要な状況だ。

 [2010年7月26日7時44分

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