<横浜0-5阪神>◇6日◇横浜
阪神が快勝し、2位に王手をかけた。7日、リーグ最終戦の横浜戦(横浜)で勝てば、巨人の勝敗にかかわらず2位が確定。甲子園で初のCS開催が決定する。
久保康友投手(30)がレギュラーシーズン最終登板で最高の投球をみせた。自己最多を更新する14勝目は、今季初完封。「とにかく先に点をやらないようにとだけ考えて投げました。最後(9回)は代わるかなと思ったけど、代わりませんでしたね」。散発4安打7奪三振、1四球。9回に2死一、二塁のピンチを背負ったが、それまでは得点圏にすら走者を進ませなかった。
今季はまさに、獅子奮迅の活躍だった。3年連続開幕勝利を挙げた安藤が不調で2軍落ち。エース級の活躍を期待された能見もケガで離脱するなど、苦しい台所事情をたった1人で守り抜いた。特に優勝争いが激化した9月以降は6試合に先発して3勝ながら、この間の防御率は1・23と抜群の安定感を誇り、気付けば投球回数は自身初の200イニングを突破した。
それでも久保は「まだ終わったばかりだから実感はない。感じるのは現役を辞めてからじゃないですか。それ(シーズン200イニング)を何年も続けているわけでもないですしね」とひょうひょうとしていた。
中日への挑戦権を掛けたCSファーストステージは、16日に開幕する。真弓監督は今季の久保について「素晴らしい。今日もよかったし、ずっといい投球をしてくれている。CSもこのままだったら十分、大丈夫でしょう」と絶大な信頼を寄せた。【石田泰隆】
[2010年10月7日8時59分
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