クライマックスシリーズ(CS)ファーストステージを本拠地西武ドームでロッテを迎え撃つ西武は主砲・中村剛也内野手(27)が、約4カ月ぶりに三塁守備で復帰する。8日、ロッテ戦を控え、表情は穏やかだった。西武ドームで練習を終え「今から意識しても仕方ないでしょ」と帰りの車に乗り込んだ。「5番三塁」の先発出場が有力。守備につくのは6月9日阪神戦(西武ドーム)、三塁となると5月29日巨人戦(東京ドーム)以来だが「守備?
不安がないわけじゃない。普通にはできると思う」。多くは語らずとも、必要以上の気負いもなかった。
6月に右ひじを手術した影響で、復帰後はすべてDHの出場だった。まだ万全ではないが、状態は上がっている。フェニックスリーグ2試合に出場し、実戦勘を磨いた。渡辺監督は「試合でいける状態」とGOサインを出した。もともと守備が得意なタイプではないが、DHを有効活用できるメリットがある。オーダー組み替えの選択肢を増やし、故障離脱した片岡不在の分も、適材適所の起用で攻撃力アップを狙う。
中村には3年連続キングを逃した悔しさと、目前で優勝を逃した屈辱が胸にある。「まだ大舞台じゃないでしょ。これからですよ」とCSは通過点と言わんばかり。“定位置”の三塁に戻ることで本来のパワーを爆発させ、まずは第一関門を突破する。【柴田猛夫】
[2010年10月9日8時41分
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