棚ぼた2位フィニッシュで、甲子園球場で初のクライマックスシリーズ(CS)が確定した阪神ナインを、大阪・通天閣(大阪市浪速区)の幸福の神様「ビリケンさん」が、日本シリーズ進出へ後押しする。通天閣に鎮座するビリケンさんの“ご本尊”が、初めて猛虎ユニホームに袖を通すことになった。通天閣観光によると、すでに特製ユニホームを発注しており、到着し次第、着用するという。
1908年に米国で生まれたビリケンさんは、12年に新世界へ姿を見せて以来、途中、行方不明になったことはあったが、79年からは通天閣に鎮座し続けてきた。足の裏をなでながら祈ると願いがかなうと言われている。“ご本尊”はかつて、サッカー日本代表のユニホームを身にまとったことはあったが、タテジマは着用したことがなかった。
今年6月のサッカーW杯南アフリカ大会中も、サムライブルーのユニホームを着て、はるか異国まで日本イレブンに幸福を届け、16強入りに導いた。これにあやかれば、阪神の快進撃も夢ではない…。同観光は「最後まで中日、巨人と優勝を争い、2位で今季を終えたタイガースには、ぜひとも日本シリーズ進出を果たしてほしい」と話し、25年ぶりの日本一を祈念して、ビリケンさんにタテジマを着せることを決めた。南アフリカよりは、はるかに近い甲子園。その分、御利益も大きいはずだ。
[2010年10月10日9時10分
紙面から]ソーシャルブックマーク




