ロッテが1日、阪神にFA移籍した小林宏の人的補償として、高浜卓也内野手(21)を獲得することを発表した。07年高校生ドラフト1巡目で、今季は実戦6試合で打率5割7分1厘とブレーク中の若手の加入。西村監督は「西岡がメジャーに行き、今江も故障で遅れている。(内野手が)戦力として必要ということです。かなり期待している。周りの選手たちにも刺激になる」と言った。当初は投手を獲得する方向だったが、2月下旬に方針転換した。手続きが完了し次第、1軍に合流する。7日からの関西遠征が有力だ。
高浜は甲子園で、沼沢球団本部長からロッテ移籍を伝えられた。「ビックリした。言葉が出なかった。3年間ケガで貢献できなかった。今年はやってやるぞという気持ちが強かった。ロッテで頑張ってFAを取って、阪神に『戻ってこい』と言ってもらえるよう頑張ります」と気丈に言った。
◆ドラフト1位選手が1軍未出場で移籍
ドラフト1位選手が入団した球団で1軍デビューせずに移籍するのは珍しい。過去には林泰宏投手(79年巨人1位→近鉄)杉本正志投手(84年広島1位→ロッテ)らがいるが、最近10年では今オフにソフトバンクから西武へ移籍した荒川雄太捕手(05年高校生ドラフト1巡目)と高浜の2人だけ。



