<オープン戦:ソフトバンク3-4中日>◇1日◇福岡ヤフードーム

 恐怖の下位打線だ!

 8番三塁で先発したソフトバンク松田宣浩内野手(27)が、3試合連続安打で、オープン戦の打率を5割とした。5回、左前安打で先頭打者として出塁。7回1死一塁、中日ネルソンの146キロの外角の直球をフルスイング。左中間を破る適時二塁打を放った。3試合で10打数5安打。まだ本塁打こそ出ていないが、存在感が際立っている。

 「いい状態は続いている。8番としての役割を考えている。先頭の時はチャンスメーカーになり、走者がいれば、確実に本塁へ返す。そういう意識を強く持っている」。

 松田の絶好調ぶりが、タカ打線を活性化させている。9番細川もオープン戦通算4割2分9厘と打撃好調。昨季の3割打者は川崎、カブレラ、多村、内川の4人。さらにクリーンアップに松中、カブレラ、小久保と本塁打のタイトルホルダーが並ぶ看板打線だけに8、9番も好打率を残せば、相手投手は気の抜くところがなくなる。

 「いい打者がいっぱいいるんで。チャンスで回ってくることも多くなる。今はまずは確実に安打を打つことを心掛けたい。大きいのは、そのうち出てくると思うんで」。

 昨季は左手首を骨折し、113試合出場にとどまった。打席ではホームベースから一番離れた後ろに立ち、死球をできるだけ避けるように工夫している。オフは母校亜大で大学生と同じメニューをこなし筋力アップに成功した。今年こそ期待の大砲が花を咲かせる。