日本ハムのドラフト1位斎藤佑樹投手(22=早大)が、最強打線を相手に「超実戦型腕試し」を行う。明日6日、巨人とのオープン戦(札幌ドーム)で中継ぎとして3イニングに登板予定。同世代の坂本をはじめ、ラミレス、小笠原、阿部らそうそうたる打者との対戦に「気を引き締めていかないと」と闘志を燃やした。堂々と真剣勝負を挑み、開幕1軍へ向けて今の自分のレベルを確認する。
打たれることを怖がらず、ノビノビと調整してきた斎藤が、ついに闘争本能を呼び覚ました。4日は札幌ドームで調整。明日6日の巨人戦登板に話題が移ったときのことだ。「1番から9番まで強打者がそろっていると思う。気を引き締めていかないと」。球界の盟主を相手に、闘志に火がついた。
群馬で過ごした幼少期、テレビで野球観戦するには巨人戦しかなかった。「群馬なので、巨人の試合は流れていました。中継を見ることもありました」と懐かしそうに振り返る。早実、早大と進学した後も、テレビゲームで自軍の前に立ちはだかったのは、レベルの高い選手がそろう巨人だったという。
実戦はここまで4回を投げて無失点。変化球を解禁し、最長の3イニングが予定されている4度目の登板は、最高の“スパーリングパートナー”との一戦になる。梨田監督も「ラミレス、小笠原、阿部、坂本、長野と数え切れないくらいのいい打者がいる。勉強になる」と、得られる経験値の大きさを期待した。
中でも対戦を心待ちにするのが、同い年の坂本。2人は09年11月にU-26NPB選抜-大学日本代表の交流戦で激突している。結果は2ストライクと追い込みながら、3球目のスライダーを左前に運ばれた。「あの時は(登板予定が)1イニングだけだったので、抑えたいという気持ちがあった。でも、まだ大学生だったし、今度はプロとして同じ立場でできるので楽しみです」。プロの打者のレベルを知るだけでなく、自らの成長も確認できる対決となる。
この日はブルペンで約50球の投球練習。2日のヤクルト戦では144キロをマークするなど「だんだんボールは強くなってきました」と、状態が上がっていることを実感している。調整目的のオープン戦とはいえ、巨人を相手にすれば、ボルテージは自然と上がっていく。【本間翼】



