ソフトバンクに、リリーフから配置転換される摂津正投手(28)が、26日の開幕2戦目、オリックス戦(福岡ヤフードーム)に先発するプランが浮上した。5日のオープン戦・ヤクルト戦(福岡ヤフードーム)で4イニングのテストを受ける。合格すれば、杉内→摂津→和田の左右ジグザグローテが完成する。

 摂津が、オリックスとの開幕2戦目先発に抜てきされる可能性が出てきた。開幕投手は杉内、第3戦は和田で内定。2カード目初戦の29日楽天戦(Kスタ宮城)は、ホールトンの先発が濃厚。第2戦に左腕山田を登板させるプランもあるが、相手の目先を変えるため、左右ジグザグローテを組む可能性が浮上した。

 5日のヤクルト戦に先発する。高山投手コーチは「よほどのアクシデントがない限り4イニングを投げさせる。先発で打たれたからと言って、簡単にリリーフに戻すこともない」と断言。昨季は和田が17勝、杉内が16勝をあげるなど左腕で先発47勝をあげた一方、右の先発勝利はわずかに11。深刻な右の先発投手不足を補うべく、白羽の矢を立てられた。

 「オープン戦から結果を出していきたい」。

 登板間隔を空けないためにリリーフ登板した2日の中日戦では、4番和田、5番グスマン、6番ブランコの強打者から3者連続三振。今日対戦するヤクルトには昨季のセ・リーグ首位打者青木がいる。同じ左の強打者であるオリックスT-岡田、李承■らを仮想とするには、十分すぎる対戦相手と言える。

 「2巡目で対戦する時がポイント。(青木は)3回に1回は打つ打者。どこまで持つか。スタミナもポイントですね」。

 バッテリーを組む細川は「摂津はコントロールがいいので、シンカーだけでなく、すべての球種を決め球に使える。カーブは(西武)涌井に似ている」と話す。セットアッパーだった昨季はシンカーで打ちとる場面が多かったが、先発では相手打者の目も慣れてくる。カーブ、スライダーも駆使し、投球の幅を広げる。

 「カーブを決め球にする手応えもある。自分の投球を先発でもやりたい」。

 摂津が右のエースとして、開幕ダッシュの原動力になる。※■は火へんに華