期待の新人が本拠地で実戦デビュー!
広島ドラフト1位の福井優也投手(23=早大)が今日5日ロッテ戦(マツダ)でプロ入り初の実戦登板に臨む。春季キャンプ中の2月上旬に左太もも裏を痛めてからスロー調整だったが、ようやく打者と真剣勝負へ。日本一軍団にお手並み拝見だ。
舞台は整った。寒さの残る本拠地マツダスタジアムで目玉ルーキーが臨戦態勢に入る。広島・呉市内の二河野球場で行われた1軍練習に参加した福井はキャッチボールなどで最終調整。今日5日に控えたプロデビューに備えた。
「結果を残さないといけないと思いますけど、そんな気負わずに投げたい。(すべての球種を)試せるなら試したい。楽しみです」
直球、スライダーなど変化球も駆使して打者に立ち向かう。どこまで通用するか、注目が集まる初マウンド。初戦は救援での1イニングの予定だが、昨年、日本一に輝いたロッテの強打者が相手となり、プロのトップレベルを肌で感じる最高の腕試しになる。
沖縄キャンプ中の2月上旬に左太もも裏の張りを訴え、別メニュー調整を強いられた。ブルペンでの投げ込みも満足にできず、順調に調整する早大同期の日本ハム斎藤、西武大石と比較されることもあった。それでも2次キャンプ地の日南に入ると、初めて打撃投手を務めるなど、状態も上がってきた。大野投手チーフコーチも胸をなで下ろす。
「体のほうは大丈夫。ブルペンで球のバラツキはあるけど、そろそろ実戦で使ってみてもいい。打者に向かって投げるのも見たい。投げられる状態だし、1度見て、その先を考えたい」
投球練習では高めに抜ける球もあり、まだ調整途中だが、着実に体を仕上げてきた。すでに新築の1軍単身選手寮「大州寮」(広島市南区)で暮らし始め「結構、快適ですよ」と笑う。開幕1軍メンバーに入るためにも、大切な第1歩になる。【酒井俊作】



