<ソフトバンク2-0巨人>◇9日◇福岡ヤフードーム
ソフトバンク内川聖一外野手(28)が、通算1000安打を達成した。6回1死での第3打席。巨人東野の内角高め直球を右翼線へ運んだ。一塁ベース上で花束を受け取ると、本拠地のファンの祝福に応え一瞬だけホッとした表情を見せた。スタンドには母の和美さんと元フジテレビアナウンサーの翼夫人が見守っていた。
「今日は正直意識した。大分から何人か来てくれていたし。ホッとしたというか、気分よく次にいける」。
1000本目もチームのために打った。首位打者ながら、5月23日まで4割あった打率は、3割5分9厘に下がった。痛めている右太ももがまだ万全でないことと、開幕前から疲労が出てきていることが原因だ。
「FAで移籍してきて、自分でプレッシャーをかけてきた部分もある。6月に入ってそれがでてきた。体がついていっていない」。
それでもチームの勝利のために、ここ数試合はプロ入り後初めて指2、3本分バットを短く持って対応している。6回の節目の一打も1点リードの状況で、何とか出塁し小久保、カブレラにつなげることだけを考えていた。8回1死一、三塁では右翼へ犠飛。勝利を大きく近づける2点目を生んだ。1000安打は「通過点」と話すヒットマンは、これからもチームの勝利のために安打を量産する。



