長岡が心がけた明るさ、森口がかけた声 ゆなすみは度重なる苦難をどう乗り越えたのか

フィギュアスケート・ペアで26年世界選手権4位の「ゆなすみ」こと長岡柚奈(21)森口澄士(24)組(木下アカデミー)が、グランプリ(GP)シリーズ第3戦中国杯(11月6~8日)で今季初戦に臨みます。

今オフは長岡が4月に右足を疲労骨折。7月に氷上練習を再開したものの、8月には交通事故で左足をケガする事態に見舞われました。

復帰途上にアクシデントが起きた中、2人はどのように前を向こうとしたのか。10月下旬のオンラインインタビューから「ゆなすみ」の思いに迫ります。

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森口の思い「すごく不安で…」


電話越しの長岡の声は、涙で震えていた。

練習から帰宅途中に事故に遭ったと知らされた森口の胸は、不安でいっぱいだった。

「最初に柚奈ちゃんから泣いた声で電話がかかってきて。『事故』というだけでもすごく不安で、柚奈ちゃんがトラウマになったりしないだろうかと心配でした。せっかく右足のケガも治ってきた段階だったので、大丈夫だろうかとすごく気になりました」

今季は長岡が4月末に右足を疲労骨折した中、懸命に復帰の道を辿ってきた。


2026年5月 リンクに姿を見せた長岡柚奈、森口澄士組

2026年5月 リンクに姿を見せた長岡柚奈、森口澄士組


7月には、拠点の京都で氷上練習を本格的に再開。1カ月後にはミラノ・コルティナ五輪金メダルの「りくりゅう」こと三浦璃来、木原龍一プロデュースのアイスショー「THE DESTINY」に出演できるまでに回復した。



その最中で起きた出来事だった。

「もどかしい思いが強くて、とても悲しい気持ちでした」

行き場のない感情が、心を占めた。



長岡が心がけたこと「明るく振る舞おうと」


当の長岡は、ぼう然としていた。

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岐阜県不破郡垂井町出身。2022年4月入社。同年夏の高校野球取材では西東京を担当。同年10月からスポーツ部(野球以外の担当)所属。
中学時代は軟式野球部で“ショート”を守ったが、高校では演劇部という異色の経歴。大学時代に結成したカーリングチームでは“セカンド”を務めるも、ドローショットに難がある。