<阪神0-2広島>◇15日◇甲子園

 せめてもの意地だった。阪神新井貴浩内野手(34)が連続試合安打を「22」に伸ばした。4回無死一塁から左前に快打を放ってチャンスを広げた。9月19日の広島戦にはじまり、自己記録を更新中の安打ラッシュが止まらない。

 まだ個人の話はしたくない。それでも2差でトップを走る打点王レースとともに、4番の連続安打が関心の的になってきた。13連戦の12試合目でも疲れを見せず好調を維持している。

 この日は得点にも勝利にもつながらず、失望の色を隠せなかった。「今日は特に何もないよ」。いくら打っても勝てなければまったく価値をもたない。いつも口にしている。

 今、目指すべきことは今日16日の広島戦に勝つこと。「それは分かっている」と口調を強め、変わらず全力で戦うか、との問いに「その通り!」とはっきり言った。最後までプライドを示す義務が残っている。【柏原誠】