<阪神6-10楽天>◇20日◇甲子園
打線を鼓舞するはずのジェット風船が、次々とフライングで甲子園の宙に舞った。3点を追う7回表2死満塁。阪神の3番手筒井が楽天銀次にトドメの3点打を浴びた。失点は今季ワーストの「10」。まさかの5失点炎上で、試合の行方は決まった。7回裏に備えて、風船を持ち続けたファンの手も限界だった。
和田豊監督(49)は「ここまでは負けても接戦だったが、悪いところを出し切ったと思って、立て直さないと。7回で席を立たせて申し訳ない」。貧打にあえぐ打線を支えてきた投手陣まで決壊し、12球団で唯一の交流戦4連敗スタートだ。
この日は今成、田上を今季初めてスタメンで起用。5回の円陣で自ら輪に入り、ゲキを飛ばした。攻撃力アップを図るため、5回に代打適時打を放った関本はそのまま二塁を守らせ、平野を中堅に回した。「追いかける展開で、なりふり構っていられない。メチャクチャにするわけじゃない。守れる選手だし、そういうこともありえる」。借金2も今季最悪で、2位巨人とのゲーム差は3となった。3年ぶりの交流戦4連敗で、ナインが吹っ切れるか。【田口真一郎】




