<阪神3-2西武>◇27日◇甲子園

 守護神涌井秀章投手(25)の不在を、象徴する敗戦だった。1点リードの7回から継投に入ったが、2番手は今季2試合目の長田。経験を買われ起用されたが、1ボール2ストライクからの直球が高めに浮き、ブラゼルに同点ソロ本塁打を浴びた。渡辺久信監督(46)は「1球に対する甘さ」と指摘。長田は「コントロールミスです」と自分を責めた。

 1度狂ったプランは、元には戻らなかった。8回はゴンザレスが抑えたが、続投した9回に乱調。1死満塁で登板したウィリアムスが押し出し死球を与えた。勝負事で仮の話は禁物だが、涌井がいれば、7回からの2イニングにウィリアムス、ゴンザレスを軸に、左キラーの松永を挟むなど、小刻みな継投も可能だった。6回1失点の平野は登板間隔が空くことから抹消し、今日28日の阪神戦にマイケルを昇格。救援陣の再構築を図る。