DeNAからトレード移籍したソフトバンク吉村裕基外野手(28)が、軽量バットで30発の再現を目指す。7日、大阪市内で行われた「ミズノ

 アンバサダーズ

 ミーティング」に出席。秋山監督の指令により、来季は軽いバットを導入することを明かした。「秋季練習中に監督から『もうちょっと軽くしたらどうだ』と言われました」。従来は940グラムだが、担当者に890~910グラムの数パターンを注文した。

 横浜時代の08年に34本塁打をマークしたが、その後は下降線をたどった。「ボールが(統一球に)変わったこともあって、差し込まれることが多くなった。逆にバットを軽くして、振り切れるようにしたい」と変更の理由を掲げた。新モデルは来春キャンプから本格使用する予定だ。

 東福岡高出身の大砲候補。地元福岡での復活へ、なりふり構わず手を打っていく。【大池和幸】