WBC日本代表候補の中日浅尾拓也投手(28)が18日、守護神での3連覇貢献に意欲を見せた。抑えを日替わり起用する方針の山本監督も一番手に「最も近い」と明言。昨季のMVP右腕は発奮した。

 浅尾

 うれしい半面プレッシャーも大きいし、(合宿を)見て変わるかもしれません。でも僕でいきたい、と思ってもらえるように頑張りたい。まずはメンバーの中での生き残りを勝ち抜いていきたいです。

 日本最多の153ホールドを誇る最強セットアッパーに、抑え経験は多くない。だが初代表にして、JAPANの超重職を任されるのは名誉。3連覇を決める瞬間、マウンドにいられるのは守護神だけなのだ。2月の代表合宿で「抑えは浅尾で固定」を猛アピール。覚悟は、この日の出会いが後押ししてくれた。

 浅尾

 今日お会いした方々にWBC頑張ってくださいと言っていただきました。応援して下さる方のためにも頑張りたい。頑張ってる姿を見てほしいです。

 野本とともに名古屋市天白区の名古屋記念病院を慰問。小児病棟や一般病棟を2時間かけて40室以上回り、1人1人を一生懸命励ました。子どもたちが目を輝かせ、寝たきりのお年寄りが「来てくれてありがとう」と涙を流す姿…。来年の3月。病室のテレビで応援してくれる患者さんにV3を贈ることが、大目標になった。

 浅尾

 シーズンも同じぐらい大事。ボールは両方使いながらやっていきます。

 WBC公式球は近日中に届く。だが今後の調整では、通常の統一球との2種を使い分ける考えだ。WBC球を最優先する侍投手が多い中“二刀流”は異例。冷静な男ならではの1年間を見据えた計算がある。侍の3連覇&竜の日本一はASAOが導く。【松井清員】