第85回選抜高校野球大会(3月22日開幕、甲子園)の出場校を決める選考委員会が25日、大阪市内で開かれ、東北地区からは史上最多の5校が選出された。

 ヤクルト由規投手(23)は、東北勢すべてにエールを送った。戸田市内での自主トレ後、東北勢5校出場の吉報に「頑張った成果だと思います。5校なんてまずないですからね。被災地の方に元気を与えられるのは間違いないと思います」と喜んだ。

 復興への思いは強い。宮城出身。開会式の入場行進曲でもあるNHK東日本大震災復興支援ソングの「花は咲く」にも、歌手として参加した。それだけに「1フレーズだけですけど思い入れはあります。楽しみです」と東北勢の堂々たる行進姿も心待ちにしている。

 母校には「優勝を目指してというか、優勝してくれという気持ちです」と「大旗白河越え」を期待した。だが、東北勢には、結果の前に忘れないでいてほしいことがある。「環境に恵まれていることに感謝を持ってやってほしいというのはあります」。由規自身は右肩痛からの再起を目指し地道な練習の日々だが「後輩たちに負けずにしっかりやりたい。1歩1歩、前に進んでいきます」と結んだ。