日刊スポーツのニュースサイト、ニッカンスポーツ・コムです。


  1. 野球
  2. ニュース

野球ニュースのRSS

大谷、初ブルペンに高評価「立ち姿が様」

キャンプ初のブルペン投球を行う日本ハム大谷(撮影・野上伸悟)
キャンプ初のブルペン投球を行う日本ハム大谷(撮影・野上伸悟)

 日本ハムのドラフト1位、大谷翔平投手(18=花巻東)が3日、今キャンプ初めてブルペン入りし、投球練習を行った。捕手を立たせたまま、カーブやスライダーを交えて約50球。蓄積された疲労の影響もあり、ひっかけたり、抜けるなどで制球は乱れた。大谷も「全体的に良くなかったです。フォームのバランス? そうですね」。不満げな表情で振り返った。

 視察に訪れていた栗山監督をはじめ、多くの評論家や他球団スコアラーが注目する中での投球だった。大谷は「緊張はしなかったけど、多くの人が見ていて力が入ると思ったので、抜いた感じでいこうと思いました」。

 初ブルペンらしいハプニングもあった。捕手を務めた大嶋が「もう(球数を)数えるの?」と声をかけると、大谷は「あっ、自分で数えてました。今15(球)です」。捕手を立たせたままの「立ち投げ」のため、開始が明確ではなく、大谷は“勝手に”投球練習を始めてしまっていた。終了後、本人は「35球でした」と申告したが、実際には42球を投じており、さらに見守った加藤2軍投手コーチは「36球だった」と見解はバラバラになった。

 だが、周囲に与えたインパクトは一致していた。栗山監督が「立ち姿は様になっていた」と褒めると、加藤コーチは「上半身の使い方がうまい。リーチが長いのに、あれだけたたんで投げることができる。これは才能」と評価。さらに、西武千原スコアラーも「評判通り、素晴らしいと思う」。こちらの見解は、バラバラではなかった。

 前日2日は、フリー打撃でバックスクリーン付近に7本の柵越えを放ち、打者として非凡な才能を見せた。この日のブルペンでは本調子じゃないながらも、潜在能力の高さをうかがわせた。プロ初キャンプの第1クールが終了。次クールは学校の試験で1度花巻に帰る予定もあり「まだ始まったばかり。そこ(試験)までしっかりとやりたいです」。大注目を浴びるスーパールーキーが、一瞬だけ、高校3年生の顔に戻った。【本間翼】

 [2013年2月4日7時9分 紙面から]

PR情報






日刊スポーツ購読申し込み 日刊スポーツ映画大賞