西本道場入門や!
トレードで新加入したオリックス東野峻投手(26=巨人)が3日、西本投手コーチ兼バッテリーコーチからシュートを伝授された。シュートは同コーチの代名詞とも言える球種。「伝家の宝刀」をマスターし、開幕ローテをつかみ取る。
東野は球の握りから腕の振り方まで、手取り足取り徹底指導を受けた。「手首を寝かせて滑るように投げると教わりました。本格的なシュートは初めて。全然違います」。これまでもシュートは投げてはいたが、81年に18勝を挙げて沢村賞に輝いた“達人”のそれは、まったく別物だった。
東野の決め球は打者の手元で急激に変化し、打球を詰まらせるスライダー。鋭いシュートが加われば、これ以上の武器はない。「どんどん攻めていかないといけない。僕はスライダーピッチャーなので、投球の幅が広がります」と話した。
新天地でのキャンプは順調そのものだ。キャンプインから3日連続でブルペン入り。この日も捕手を座らせ、103球を投げた。西本コーチの掲げる「1日100球」のノルマもクリア。完全復活を目指す東野の表情は明るい。【池本泰尚】



