中日高木守道監督(71)が前代未聞の深夜のお出迎えだ。今日7日、4番候補のエクトル・ルナ内野手(32=パイレーツ3A)が成田着の航空機で来日。沖縄恩納村の宿舎入りは夜中の12時前後になるが、何と監督直々に玄関ロビーで出迎えるという。朝早くから練習を見守って普通ならベッドでスヤスヤの時間帯だが…。

 佐藤球団代表は「みんなびっくり。でも同じ気持ちで迎えたいのでしょう」と代弁した。1月27日にダニエル・カブレラ投手(31=ダイヤモンドバックス3A)ら4助っ人が来日した際も、直々に中部空港までお出迎え。「アメリカではこんなことない」と助っ人たちを感激させた。今回のルナはブランコの後釜4番と期待するだけに、ハートをつかめるなら睡眠時間も惜しくない?

 初実戦の激怒から一夜明けたキャンプ初休日は、朝から散髪に出かけて気分転換。「日焼けの手入れをせんとね。顔を触ってもらうのが気持ちいいんだよ」。午後は宿舎でフェーシャルエステに励み、フットマッサージも追加。夜は外国人を車2台に分乗させて食事会に。守道監督のサービス精神は旺盛だ。【松井清員】