意外と優等生!?

 ソフトバンクの新外国人ヴィセンテ・パディーヤ投手(35=レッドソックス)が8日、キャンプ休日返上でトレーニングを行った。キャッチボールとウエートトレーニングなどで約1時間半の調整。6日に来日し、前日7日から練習参加したばかり。「1週間遅れて来たので取り戻すために体を動かしたんだ」と、当たり前だといわんばかりだ。

 通算108勝を挙げたメジャー時代は乱闘で相手を殴り7試合の出場停止を受けたり、狩猟中に知人に右足を誤って銃で撃たれるなどトラブルメーカーのイメージがついて回った。ただ来日後は合流即日に一番乗りでブルペン入りするなど、チームに貢献しようという懸命さがうかがえる。宿舎では日本食もおいしそうに食べているという。

 この日、キャンプ会場の宮崎・生目の杜運動公園野球場に姿を現したのは朝の8時半。遅れてやって来た報道陣を「昨日は遊びすぎたんじゃないか」と冷やかし、自分の真面目さをアピールする場面もあった。

 休日返上を聞いた王貞治球団会長も「外国人は自分でペースを決めてやるからね。彼には期待してるんだよ」。ソフトバンクでは昨季、鳴り物入りで入団したペニーが1試合登板のみで5月に退団。二の舞いかと不安視されたニカラグア出身の右腕は、今のところ、誠実さが目立っている。