ヤクルトに生きの良いセットアッパー候補が登場した。4年目平井諒投手(21)が、17日のDeNAとの練習試合(浦添)に3番手で登板。この日最速の148キロ直球を中心にグイグイ攻め込み、2回を無失点に抑えた。平井は「勝負球が甘くならないようにとのテーマを持って投げられた」とひと安心。小川監督も「いい球が来ていたね」と評価した。

 ブレークの予感が漂う。150キロ台の直球に縦スライダーやスプリットなどを武器に、昨季はプロ初勝利を含めて2勝を挙げた。まだ制球に課題があるとはいえ、速くて力のある直球を投げられるのは魅力だ。小川監督も「先発は体力的な問題がある。1回をビシッと抑えられる投手になってほしい」と期待している。

 マスクも良い。ロンドン五輪競泳銀メダリストで、甘いルックスでも人気の入江陵介似。プールで清掃員のおばちゃんに本気で間違われたこともあるという。「似ているというより、ガチで間違われます」と苦笑いする。

 試合後は「球を前で離せるように」と、伊藤投手コーチとシャドー投球を繰り返した。伸び盛りの21歳。「1年間、1軍で投げ抜きたい。そのためには結果が必要。少ないチャンスで結果を出したい」と、りりしい表情で語った。【浜本卓也】