<オープン戦:日本ハム2-2巨人>◇6日◇札幌ドーム

 秘密特訓の成果が出た。巨人藤村大介内野手(23)がきれいな中前打を2本放った。「学んだことがしっかり出せた。内容のいいヒットだった。プラスに考えてアピールしていきたい」と表情を緩めた。原辰徳監督(54)に教えてもらったことが、さっそく試合で生きた。

 前夜の全体練習中のことだった。札幌ドームの三塁側ブルペンで、原監督が打撃投手を務めながら、藤村を技術指導した。内容については明かすことはなかったが、時折、原監督の強い口調の声が漏れ聞こえるほど、白熱した指導だった。

 この日の藤村の打撃について原監督は「本人に聞いてもらったらどういうコメントをするだろうか。非常にいいバッティングをしたと思いますね」。ここから何かをつかんでほしいという思いを口にした。この日は遊撃の守備にも就くなど、プレーの幅を広げた。藤村にとっては有意義な試合となった。