右肩痛で2軍調整中の中日浅尾拓也投手(28)が9日、ナゴヤ球場のブルペンで50球の投球練習を行った。捕手を座らせての投球練習は故障でWBC日本代表から外れて以降、初めて。「久しぶりに腕を振ったブルペンだったので、まずはしっかりと腕を振れたことが収穫。80、90%のところまでは来ている。より慎重にやっていきたい」と手応えを口にした。

 順調にステップアップしている。4日の定期検査の結果が良好だったため、5日に捕手を立たせてのブルペン投球を開始。7日にも投球練習を行っていた。

 週明け11日に右肩の定期検査を受ける予定で、今中投手コーチは「前回の検査で結果が良かったから本人も良い感触を得てるんじゃないか」と説明。「次の検査の結果が良ければゲームというプランも出てくる」と実戦復帰の道筋を示した。