<ソフトバンク7-6西武>◇3日◇ヤフオクドーム

 西武が今季初の3連敗を喫した。先発涌井秀章投手(26)がピリッとせず、6回途中5失点でKO。摂津との沢村賞右腕対決だったが、相手エースに完敗だった。渡辺久信監督(47)は「投手のレベルというか、質としてだいぶ劣るなと。今日は摂津君だから、余計にそう感じたかもしれないけど。今のワク(涌井)の足らないところ」と語気を強めた。

 またもや「魔の6回」を越えられなかった。4月18日のオリックス戦から3試合連続で5回2/3で降板。今季は3勝無敗だが、中心投手として、物足りなさが残る。「いつもと同じミスをして、申し訳ないです。次は許されないと思う。同じミスをしないように、しっかり修正しないと」と現実を受け止めた。

 苦い過去を思い起こさせる連敗だった。前日2日の坂田に続き、浅村が満塁本塁打を放ったが、2試合連続で空砲。2試合連続満塁本塁打を放ちながら連敗するのは93年の西武以来だった。9回2死二塁から秋山が適時打を放つなど、勝利への執念は見せたが延長11回サヨナラ負け。渡辺監督は「流れ的には勝たなきゃいけないゲームだった」と厳しい表情で振り返った。【久保賢吾】