<広島3-7DeNA>◇7日◇マツダスタジアム
ミスが続出して広島が今季初の5連敗を喫した。エース前田健太(25)を立てて必勝を期したが、2回に菊池の2つの失策で3点。菊池は4回にも失点につながる失策を犯し、痛恨の3失策。攻撃面でも送りバントをミスするなど攻守にさえず、前田健に今季初黒星がつき、借金も今季最多の6となった。
エース前田健が、思わず天を仰いだ。2回にDeNAブランコの四球から無死満塁のピンチ。石川の二ゴロでホームゲッツーを狙ったが、一塁はセーフ。2死二、三塁が1死満塁となった場面だ。
さらに続く鶴岡の二ゴロを二塁手菊池がエラーし1点を先制され、井納の一、二塁間の打球をまたも菊池がエラーしこの回3失点。4回にも無死一塁からの二ゴロを3たび菊池がエラー。併殺で2死無走者のところが無死一、二塁となり、荒波の犠飛で4点目を奪われた。
立ち上がりは最高だった。1回を3者三振に切り、24回連続無失点。自己記録を更新した。
前田健は、右上腕三頭筋筋膜炎のため4月下旬に登録を抹消され、1日の阪神戦で戦列に復帰したばかり。前回登板後、右腕には異常はみられなかったと言い「悪い張りもなかったし、キャッチボールでも不安はない。1試合投げて怖さもとれて、痛みもありません。いつも通りに入れます」と自信を見せていた。
精神面では、WBCを経験したこともあり、自信を深めている。「マウンドにも余裕を持って上がれる。(WBCで)ある程度の結果を残せたこともある。打たれる気がしないというところまでいかないですが、なんとかできるのではとは思います」と話していた。
が、思わぬ守備の乱れで5回4失点(自責点1)で降板。前田健は「ミスもあったが、その前に無死満塁にしたのがいけなかった。カバーしてあげられたらよかったが」と菊池をかばった。
だが、エースを立てて今季初の5連敗。借金も最多の6となった。野村監督は「ミスで投手の足を引っ張った。送りバントのミスもあったし、トータルでミスでやられた試合だった」と無念の表情だった。【高垣
誠】



