9年目を迎える「2013

 日本生命セ・パ交流戦」が14日開幕し、セ・リーグ各球団主催のナイター6試合が行われる。

 楽天の交流戦の目標は「優勝」しかないでしょう。開幕戦のDeNA戦(横浜)に向け、13日は同球場でチーム練習を行った。先発の田中将大投手(24)は「もちろん、優勝するためにやっている。勝てば賞金(5000万円)も入る。交流戦で勢いをつけて、そのままシーズンを終えるチームは多い」と闘志満々。「(目標は)勝ち越しじゃないです。優勝ですから!」と力説した。

 星野楽天にとって、交流戦は“鬼門”となっている。11年(9勝13敗2分け)、12年(10勝14敗)と、就任から2年連続負け越し中。今季ここまで貯金1の3位と好調なだけに、交流戦で足をすくわれるわけにはいかない。前日12日に連勝が6で止まったが、田中は「ここで負けると、ずるずる行って、去年と同じになる」と連敗阻止を自らの使命とした。

 「交流戦優勝」は球団の総意でもある。星野監督は「(立花)社長も『優勝しましょう』と言っていた。タイトルは大事だよ。勝つことが一番」と強調。都内ホテルで行われた交流戦の6球団共同会見に向かう嶋には「優勝しますと言ってこい」とハッパをかけた。

 これまでは交流戦開始に際し、球団内で「優勝」の言葉が飛ぶことは珍しかった。それだけ、戦力が充実してきた証拠でもある。星野監督も「他球団は、今まで楽天を上から見てきた。今年は嫌だなと思っている」と手応えを口にした。培った実力を、セ相手に見せつける。【古川真弥】