<DeNA3-7楽天>◇14日◇横浜

 楽天のアンドリュー・ジョーンズ外野手(36)とケーシー・マギー内野手(30)が今季3度目のアベックアーチで、田中を援護した。まずはジョーンズだ。1-1同点の5回1死一、二塁。高めに浮いたスライダーをひきつけて、ひきつけて、振り切った。星野監督が「あれはライトフライだよ」と言う打球だったが、ストンと右翼席最前列に落っこちた。マウンドのDeNA三浦は「うそ!?

 あれが入るの!?」と言いたげな顔だった。底力を見せつける6号3ランだった。

 続いてマギー。7回1死一塁。今度は文句なしの1発。8号2ランは「高めにきたスライダーを自分のスイングで強くボールをたたけたよ」とニンマリだった。3度目のアベックアーチに、ジョーンズは「毎日打てればいいけど、狙えないしな。でも、2人で打てるなんて、エキサイティングだぜ」と上機嫌だった。

 ジョーンズにとって、今季初の一塁守備だった。交流戦に入り、セ・リーグ本拠地ではDHが使えないためだ。メジャーではゴールドグラブを受賞する外野手だったが、不安は残るのが現状だ。星野監督は「アイツ、最初は『自分は外野か、内野か』と聞いてきたんだ。あいつの動きなら、外野手はな…」と、一塁しか想定していない。試合前に関係者が「相手打者によって、守備位置をしっかり考えていた」と話すように、準備だけは十分。ゴロをさばく機会は2度。しっかりアウトにした。ジョーンズは「残り11試合だけだから。しっかり準備するよ」と問題ないと言い切った。本塁打の出やすいと言われるセの本拠地で、MJ砲が暴れそうだ。【金子航】