<DeNA5-7楽天>◇15日◇横浜

 楽天は苦手の交流戦で2連勝スタートを決めたが、どうにもスッキリしなかった。感想を求められた星野仙一監督(66)は、しばし沈黙。口元に、うっすら笑みを浮かべると「中畑さんの気持ちが、よう分かるよ。四球の出しっこやないか」と、両軍あわせて15与四球の大味な戦いを嘆いた。

 課題は残ったままだ。先発ダックワースが2回0/3で降板した後は、救援陣を6人つぎ込み逃げ切った。だが、ダックワースの5四球を筆頭に投手陣合計9四球を与えた。交流戦を迎えるにあたり、星野監督は「無駄な四球の撲滅」を掲げた。「どのチームも四球から点を取られる。四球は投手のエラーなんだ。四球を出すと、どこかでビッグイニングをつくる」と警戒心をあらわにした。この日も、3回までに失った2点は四球絡みだった。

 ここまでのチーム与四球131個は、リーグで2番目に多い。1試合平均3・54個は、11年2・13個、12年2・40個と年々増加している。この日は相手の与四球にも助けられて勝った。星野監督は「絶対に直さないと。このままでは1年間、戦えない」と断言した。勝っても不満が残るのは、チーム力が上がった裏返し。勝っているうちの克服が必要だ。【古川真弥】