<ソフトバンク10-1広島>◇1日◇ヤフオクドーム

 

 黄色い声援を受けたソフトバンク打線が、広島前田健から初回に一気に6点を奪った。松田の先制左犠飛などで3点を挙げ、なおも1死二、三塁。7番柳田が初球のスライダーを右中間へ4号3ラン。4月11日オリックス戦以来51日ぶりのアーチをかけた。「弾道が低かったので、どうかなと思いましたが女子高生のみなさんが届けてくれました」。この日は毎年恒例の「女子高生デー」。ピンクのユニホームを着た女の子たちの声援で若鷹たちが大暴れした。

 打線に点火しているのが、1番を打つ23歳の中村。この日も5打席で2安打2四球で4出塁。7回の最後の打席も相手失策で塁に出るオマケもついた。「出塁率を意識している」と言うように出塁率は4割4分4厘。藤本打撃コーチは「晃(中村)が1番になってから勝っている。四球も選べるから」と評価する。1番で出場した8戦で6勝だ。

 柳田、中村の激烈なレギュラー争いに引っ張られ、打線は2戦連続の2桁安打となる12安打で10得点。今日の相手は阪神の黄金ルーキー藤浪。4番松田は「楽しみですね。球も速いし変化球もある。でも必ず甘い球はあると思う」と手ぐすね引いて待っている。【石橋隆雄】